柳沢慎吾が若山富三郎を怒らせたって本当?

柳沢慎吾さんが若山富三郎さんを怒らせてしまったエピソードがダウンタウンで披露されました。
柳沢慎吾さんというと腰が低いイメージがあったので、一体何があったのか…
きになったのでまとめてみました。

若山富三郎の怒った理由


まず一つ目ですが、時代劇に出演した柳沢慎吾さんの刀の持ち方を指摘した、と言うのがあります。

周りの俳優さんは「もういいだろう」といってなだめたのですが、若山富三郎さんはかなり長―いお説教をしたのだとか。

それに対して怒り心頭だった当時の監督は、アドリブで若山富三郎さんを罵倒するセリフを言っていいと耳打ちします。

のせられて柳沢さんは早口でまくし立てたあと罵倒するセリフを言ってしまい、それで余計に怒りを買ったそうな。

なんだかこれだけ聞いていると、柳沢さんがとばっちりを食っているようにしか聞こえませんね。

では、どうして若山富三郎がこんなに怒ったのかという事です。


若山富三郎さんの仕事に対する思い



昭和の俳優はかなり破天荒な人が多かったのですが、その反面仕事に命を懸けるような人がたくさんいました。

その一人が若山富三郎さん。

自分の出た作品が最後になるかもしれない、と言う覚悟のもと収録に臨んでいたそうです。

そのため、「着物の着方がわかりませ~ん」などと言おうものなら怒りまくるという話もありました。

時代劇はもちろん娯楽作品でもありますが、時代考証は欠かせないものです。

着物の着方、歩き方、所作などこだわりを持たなければ娯楽作品としても成り立たないと考えたのでしょうね。


柳沢慎吾さんが若山富三郎さんを怒らせた理由は、若さゆえに調子に乗っていた慎吾さんの態度と刀の持ち方にあるとのことでした。

演技へのこだわりぶりは、周りの俳優がとめにかかるほど気迫に満ちたものだったそうです。

しかし、そうしたこだわりは若山富三郎さんの「この作品が自分の最後の出演作品になる」という覚悟のもとにできてきたものだったんですね。

つまり、一つ一つの作品に非常にまじめに、真摯に取り組んでいたからこそ柳沢慎吾さんに雷を落としたのでしょう。

確かに適当に演じた作品なんて、視聴者としても見たくはありません。

面白い作品は見られて当たり前、と私たちは思いがちですが俳優の相当な覚悟と練習の上に成り立つものだという事がしれました。

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