フランの調べ物ノート

大の野球好きで知られる柳沢慎吾さん。選抜高校野球と全国高等学校野球選手権大会のときは仕事より観戦を優先するほどの熱の入れようだとか。
さて、おなじみ甲子園一人芝居ですが、元ネタはどこにあるのでしょうか。調べてみました。

柳沢慎吾の甲子園ネタ

柳沢さんの持ちネタの1つでもある「一人甲子園」。
一人でいくつもの役を、あのハイテンションでこなす様子は圧巻です。

さて、モデルとなる高校は横浜高校だと言われています。
柳沢さんの出身地が神奈川県小田原市でもありますし、しかも松坂大輔が横浜高校にいたということで思い入れも深いようです。

ということで、98年の横浜高校が出場した試合を元にしているというのが有力です。

あれだけスゴイボリュームを持つお笑いを作り上げるのに元ネタもなかったら大変ですよね。
ちなみにその時の対戦相手はPL学園。

夏場に延長１７回も戦ったということで大激戦だったそうです。（今は球児の体力を考えて２０００年からは１５回になったそう）

松坂選手は６－０のどん底状態から猛烈に追い上げてチームを勝利に導いたそうですよ。
たしかに、これだけのすごいドラマを生み出した試合であれば、柳沢さんも深く心を動かされたことでしょう。

柳沢慎吾の一人甲子園を見たい
見た人をぐいぐい引きつけ、時に笑いの渦にまきこむ柳沢さん。
テレビで見たいという方も多いのではないでしょうか。

最近はドラマや映画でのご活躍が多く、バラエティに頻繁に出ているわけではありません。
というか、トークが際立ちすぎて他の出演者の立場がなくなってしまいますからね。

そんな柳沢さんの演技を見たい方におすすめなのが「柳沢慎吾クライマックス甲子園！！【CD+DVD】」です。


高校野球大会の時には仕事そっちのけで柿の種を手にしてテレビ画面に張り付いている慎吾さん。

作品では伝説の「横浜高校対PL学園」の試合を再現しています。

しかも当時のPL学園で投手を務めた上重聡アナウンサーも登場し、その再現度に舌をまいていました。

いや、ほんとにね。

試合から１０～２０年経っていて、しかも当時マウンドに立っていた上重さんだって、一言一句覚えているなんてことはないと思うんですよね。

人間ってそういうもんだと思います。

それなのに、当時の試合の様子を克明に慎吾さんが覚えていて、しかもネタに落とし込んでいるというのですからとんでもない記憶力です。

当然、試合を録画して頭に叩き込んだのでしょうがそれでも臨場感たっぷりに再現するというのは常人ではできません。

だからこそ、柳沢慎吾さんは天才だとか、面白いと言われるのでしょう。

地頭がめちゃくちゃいい人なんだと思います。

まとめ

柳沢慎吾さんの一人甲子園ネタは横浜学園対PL学園の試合を元にしています。

当時の試合では平成の怪物松坂選手と上重選手が相対するという、伝説的な試合でした。

８回の時点で、６－０というどう見ても挽回が考えられない状況で大逆転した、そのドラマ性にきっと柳沢さんは強く心を揺さぶられたのでしょう。

柳沢さんは天才的な頭脳を持っていると思います。それだけでなく、良い物や人の心を揺り動かすエッセンスを見逃さず、しっかり落とし込んでいく嗅覚のするどさも持った方なんじゃないでしょうか。


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