アポフィスが衝突したらどうなる?
小惑星アポフィスの大きさはどれくらい?
2029年に地球に衝突するとウワサの小惑星アポフィス。
気になる大きさですが、直径はなんと約340メートル。
身近な建物で比較すると、
東京タワー 333メートル
あべのハルカス 300メートル
ランドマークタワー 296メートル
各地の名所よりも大きいって、想像がつかないですね…
札幌テレビ塔は147メートルくらいなので、テレビ塔二つ分よりも
大きいことに。
チェリャビンスク州に落ちた隕石は直径20メートル、
ツングースカ大爆発で落ちた隕石は直径50メートルと考えると、
とんでもない大きさですね。
というのもこのアポフィスを、小さな岩石が集まってできた
小惑星だそうです。
たくさんの岩石がくっついているので、大気圏に突入したときに分解して、
砕けた石が隕石として降り注ぐかもしれないとか。
もうここまでくると防ぎようがないですよね。どうしよう。
アポフィスが衝突したらどうなるの?
さて、こんなアポフィスですが、地球に衝突したらどうなるのか。
NASAが計算したところ、TNT火薬500メガトン分だとか。
これは500000000(五億)トン分のTNTが爆発するエネルギーに相当します。
原子爆弾「リトルボーイ」は15キロトンなので、直撃すれば県の半分の土地が消し飛ぶかもしれません。
13年に起きた、ロシア・チェリャビンスク州の隕石落下では、南北約200キロ、東西約100キロの建物に
被害が出たそうです。
しかもこれ、上空で爆発した衝撃波での被害ですからね。
直撃していたら被害がさらに広がったでしょう。
1908年に起きた「ツングースカ大爆発」は、直径50メートルほどの隕石が衝突したとされます。
この時はおよそ2000平方キロに被害が出たようです。
東京都・大阪府ほぼ全域に相当するらしいので、目撃者もいなくなるほどの
飛んでもない被害だったんでしょうね…。
無事にそれてくれるか、いっそのこと映画「アルマゲドン」みたいにうちおとしてくれないかな~
なんて思います。
衝突説を出したのは誰?
さて、この衝突説を唱えたのは誰なんでしょう?
なんと!ドイツの13歳の少年ニコ・マルクワルト君が計算したんだそうですよ。
「29年に小惑星アポフィスが地球に近づいたときに、人工衛星と衝突するかもしれない。
人口衛星と衝突したことによって、36年に再度接近したとき、地球と衝突する確率が上がるかも」といったそうなんです。
ニコ君の地元で開かれた科学コンテストでの発表ですが、これを聞いて喜んだのが欧州宇宙機関ESA。
NASAはアポフィスがぶつからないと予測していましたが、ESAはニコ君の計算が正しいと発表。
まぁ、NASAも国家事業としてロケット打ち上げたりなんだりしてますし、やぶから棒に
こんなこと言われたら頭来ますよねぇ。
ニコ君はしばらくNASAとESAの間で板挟みになったとか。
Nico Marquardtニコ・マルクワルトさんはその後、SNSのグローバルアドバイザーや
会社のCEOを務めるなど多方面で活躍されているそうです。
それにしても、13歳で大人同士のけんかに巻き込まれたことについては
同情します…。
彼の人生に幸あれ。
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