アポフィスの直径は?大きさはどれくらいになるの?
小惑星アポフィスの直径が思った以上に…
現在地球に衝突するとかしないとか騒がれている小惑星アポフィスですが、
その直径は340メートルにもなります。
その大きさは東京タワーよりちょっと大きく、サッカーコート2つ分にも
なるらしいです。
ここまでくると大きすぎて想像がつきませんね。
アポフィスの大きさは最大級なのか調べた
惑星アポフィス(アポフィス小惑星)は、直径が約340メートルと比較的に大決め。
例えば、チェリャビンスク隕石(2013年にロシアに落ちた隕石)は直径が約20メートルと、隕石の中ではかなり小さめだったようです。
チェリャビンスク隕石は上空で爆発した時の衝撃波が大きく、1500人ほどがけがしたといいます。
アポフィスはこれよりもはるかに大きく、多くの岩石が集まっているので、ばらけて降り注ぐ可能性があるんだとか。
地球に接近する場合にはかなりの注意が必要です。
…とはいっても、降ってくるものに関しては私たちではどうにもできないので
うまく逸れてくれることを祈るしかないですね~
しかも、もっと大きな天体も存在するらしい。
例えば、1998年に発見された小惑星1997 XF11は直径約1.5キロメートル。
アポフィスは地球に接近する小惑星としては大きい部類に入りますが、他にもさらに大きな天体も存在します。
1997 XF11など潜在的に危険な小惑星はほかにもある
1997 XF11は地球にかなり近づく可能性のある小惑星で、その軌道は月の軌道内を通ることもあるとか。
直径は約1.54kmと大きく、もし地球に衝突すれば大きな被害は免れません。このため、潜在的に危険な小惑星 (PHA) として分類されています。
1997 XF11の特徴:
近日点距離は金星軌道に近く、遠日点距離は小惑星帯に達します。
1997年5月18日には、地球から約2330万kmの距離を通過しました。
これって地球に最接近したってことなんでしょうかね?
調べてみたところ、
地球と月の平均距離は約38万km。これは、地球と月の間を約61倍離れているということ。
…なので、かなり遠いところを過ぎていったみたいです。
2028年の接近:
発見直後には、2028年10月26日に月軌道の80%以内に接近し、衝突の可能性が心配されていたようです。
再計算の結果、最短で約92万9000kmまでしか接近しないことがわかりました。このとき、視等級は最大8.2等級に達すると。
最大で8.2等級なので肉眼で見えるかと思いきや、人間が裸眼で見えるのは6等級までです。
なので、望遠鏡などを使わないと1997 XF11は見えないんですね。
今後200年間は地球に衝突することはないと考えられていますが、頻繁に地球や金星に近づくため、軌道が変わりやすいことから長期的な予測は難しいです。
宇宙空間にはごみやチリがたくさん浮かんでますから、うっかりぶつかるとどんな風に
軌道を変えるかわからないのか…
そう考えると、NASAなどには頑張って観測を続けてもらうしかないですね。
関連記事
→ 2029年アポフィスは地球に衝突するのかしないのか気になる
→ アポフィスの軌道は?衝突する確率は高いまま?
→ アポフィスが衝突したらどうなる?
→ アポフィス、2036年にどうなる?肉眼で見えるのか